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About HANA DESIGN ROOM
鷲尾 華子 Hanako Washio
衣裳家・服飾デザイナー costume&fashion designer/artist
京都で150年続く米穀商の家にうまれる。
京都市立銅駝美術工芸高等学校ファッションアート科を経て、
京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科ファッションデザインコースに進む。
在学中にNDK ファッションデザインコンテスト「京都デザイン協会賞」
卒業制作展では「学科賞・学科長賞」(作品名:ノミコマレタカラダ)を受賞。
卒業後、「劇団四季」(衣裳部)に入社。
ブロードウェイミュージカル「WICKED」の日本公演の立ち上げ、
「AIDA」「コーラスライン」など数々の作品の衣裳デザイン・製作・素材開発に携わる。
2010年「HANA DESIGN ROOM」を設立。
-『衣』を通して時と場を繋ぎ 糸が織りなす文化・古と今のあわいを探る-
をコンセプトに日本の風土から生まれる美しい自然素材や古来からの手法を探求・研究し、
現代の様式に合わせた『衣』や『空間』の創作活動を行っております。
国内外の舞台(芝居・コンテンポラリーダンス・バレエ等)の衣裳デザイン・本制作や、
奉納・式典・文化事業にて、歴史的装束の時代考証や再現制作への取り組みも行っております。
また アーティスト・美術家・文化人などの衣裳のオーダーや
個人向けのオートクチュール、ドゥミクチュールも手掛けています。
京都生まれの自身の服飾研究ブランド「ichiru」では、
生命科学的観点より 自然布や天然繊維、草木染めを用い
自然の営みの中で生まれてきた『布』や『植物』の持つ本来の力や可能性を探り
和洋のあわいを掬い取るデザインで
身につける人の「らしさ」が引き出されるような
『日常のオートクチュール』を提案することを目指しています。
自身のアトリエにて企画デザインからパターンメイキング
本製作までを一貫して行い
展示会や百貨店・セレクトショップ等での限定ショップにて展開しています。
2018年より京都芸術大学 空間演出デザイン学科 ファッションデザインコースの
非常勤講師に着任。
*詳しい活動経歴は、以下のbiographyをご参照ください。
Award
1999 DAS Student Design Awards Honorable mention
2001 Kyoto Municipal DOUDA Art Crafts High School Graduation Work Exhibition School Award
2002 NDK fashion design contest winning prize
2004 NDK Fashion Design Contest Kyoto Design Association Award
2005 Kyoto Art and Design University Graduation Work Exhibition
Department Award / Dean's Award
2009 Kyoto Arts Center Public Offer "Outline ~ Train Edition" cripper Selected · Exhibition Selected from Mr. Hirata Oriza, a playwright / director
Message from Hanako Washio
服をつくるとき、空間をいろどるとき、いつも大切にしていることがあります。
それは、日常の中の一瞬の「神聖さ」
舞台という別世界でも、
毎日の暮らしの中でも、
纏う人が、身をゆだねる場が、その「らしさ」を失わない。
その繊細なバランスを、探しつづけています。
古と今、東と西。
人と場、季節と時。
さまざまなものをつなげた時にうまれる目に見えない感覚を
すくいとり、衣に落としこむ。
雨上がり、木の葉にたまる露のように
シャツをゆらす、風のように
ささやかなのに、かけがえのない一瞬をまとうような
ものづくりをしたいと願っています。